突然だけど中国行った1/3 成都編
- Ayumi Mori
- 4月18日
- 読了時間: 4分
更新日:4月19日
突然、そして今更だけど昨年11月中国へ行った時のことを記録しておこうかと。
まず一都市目、四川省は成都(チェンドゥChengdu)。パンダの研究センターでよくテレビにも出るあそこです。ここではお仕事もガッツリ目だったから写真こそあんま撮ってないけど、ヨーロッパからドーハを経て知らんアジア圏への突然の上陸、漢字は読めるは食べ物は近いわで、未知の親戚んちに行ったみたいで初日からワクワクしてなかなか楽しかった。
連れてきてくれてありがとうイティネレールさん。


中国での生活の術(主に支払いと地図活用、タクシーの呼び方、携帯電話の使い方や中国版メッセンジャーの導入等。グーグル先生もいないんだぜ)を覚えたのもここ。
空軍そして聞いた話だと飛行機系工場があるらしく、なかなか立派に都会なこの街。
しかしパンダ保護センターにも市場にも行かなかった社会生活不適合者の私は(てか風邪引いてたのよ、あとやっぱ大気汚染エグい)、近場の散歩程度で観光らしい観光は全くせず。





という訳である日の仕事終わり、外国人受け入れ準備ゼロのご近所の野良の食堂に、コンスタンスとふらっと入った時のこと。
さっと一見すると、学生さんのワンルームちょこっと広めのくらいの店内に現地馴染み客がポツポツ、入ってひとことでサクッと注文、サクッと食べてとっとと帰るみたいな雰囲気。
しかし慣れないうちらはちょっとドキドキしながら入店し、不審者への容赦ない視線を浴びつつメニューをカメラ機能付きアプリで翻訳しながら精読、店主の男性(英語ゼロ)を色々質問攻めにし、ああだこうだおたおたぐだぐだ。皆さん嫌な予感がしたはずです、要するに日本でも食券スタイルの店だったら確実に嫌がられるやつです、ほんとごめんなさいね。
んで、漸く注文通ったら、次は一大イベント前払い(中国上陸直後数日間、中国語アプリ使用での会計はマジでパニックの連続です)。引き続き翻訳機能駆使で一生懸命に割り勘希望を願い出ていたら、ここで店主の堪忍袋ついにタイムアウト、業を煮やしもうたくさんとばかりに「とにかく、いいからさっさと座れ」的に、身振りで私たちを席へ向かわせた。
そんなこんなで会計までの一連の流れ作りに失敗しまして、未練を残し着席、ソワソワと落ち着ぬまま周りを見回し注文の品を待つ運びに。 程なくわらわらっ、と写真のかっらいかっらい麺と餃子到着!

火鍋牛肉麺みたいなやつ(正確な名前は分かりません)。
いやぁ、さすが四川省!めっっっっちゃ辛いけどとっても美味しくて激安!そしてうま餃子をお供にヒイヒイ言いながら無事完食!(胃がめっちゃあっついやつね)。
やーなんとかほっと一段落しまして、お腹も満ちたところで体制を立て直し、今度こそ精算!というわけで携帯を準備し、再びレジへ出向いたわけです。
そうすると、なんと!驚いたことに件の店主、
「いいからとにかくもう帰れ、頼むからとっとと帰ってくれ!!」
って雰囲気を大発散で、私たちを店から早々に送り出したんですよ、 お金払わせずに!
シーズンのせいなのか私たちの所在地のせいなのか、街自体観光客ほとんどいなかったし、英語話すのはごく限られた若者や知識層のみ、という風情(ホテルでさえも英語怪しかった)。にしても、ですよ。
このおっさんもよっぽど嫌だったんでしょうね、なんなら怖かったのかもしれないです汗。ごめんよ。
てなわけで、奢られたっていうより気分は合法的かつ強制的に無銭飲食した、という後味で、ふたりで笑い転げながら帰りましたとさ。
ホテルのバイキングほぼ全部激辛だったけど、そこの食堂の並びにあった街の焼き小籠包の屋台も美味しかったなー。ファミマとセブンはもちろん大親友。


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